こんにちは、音風ソナタだよ!今日はね、クラシック音楽ってすぐに良さがわからなくても大丈夫だって話をしたいんだ。
わからなくて当然!昔の曲だからこそ
クラシック音楽って昔の曲が多いんだ。例えば、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770-1827)の有名な《第9交響曲》とか、バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)の〈マタイ受難曲〉とかね。これらの曲は、今から何百年も前の話だから、今の僕たちの生活とは全然違うんだよ。だから、最初は「これ何だろう?」って思うのは当たり前なんだ。
たとえば、ベートーヴェンの《第9交響曲》は、1818年から1824年にかけて作曲されたんだけど、この曲はその時代の社会的、政治的な背景が影響してるんだよ。自由や平等、兄弟愛といった思想が込められていて、今聴いても感動するような力強いメッセージがあるんだ。
でもね、僕たちが普段聴くポップミュージックとは全然違うスタイルだから、最初はピンとこないかもしれないんだ。でも、そこで諦めちゃだめだよ。ベートーヴェンやバッハが生きていた時代をちょっと想像してみて、その音楽がどんな意味を持っていたのか考えてみると、全然違う世界が見えてくるんだよ。
例えば、バッハの〈マタイ受難曲〉は、イエス・キリストの受難を描いた作品で、宗教的な意味合いがすごく強いんだ。でも、その中にある音楽の美しさや、感情の表現は、どんな時代にも通じる普遍的なものがあるんだよ。
だからね、クラシック音楽って最初は「なんだろう?」って思うけど、その時代の背景を知ると、もっと深く音楽を楽しめるようになるんだ。昔の曲だからこそ、色んな発見があって面白いんだよ!
愛され続ける理由を探そう
クラシック音楽がなぜ長い間、世界中の人々に愛され続けているのか、それにはちゃんとした理由があるんだよ。例えばね、モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756-1791)の《フィガロの結婚》とか、チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky, 1840-1893)の《くるみ割り人形》なんかは、今でも多くの人に聴かれているよね。
モーツァルトの《フィガロの結婚》
《フィガロの結婚》はオペラで、1786年に初演されたんだ。このオペラは、当時の社会を風刺していて、今聴いても新鮮な驚きや楽しさがあるんだよ。モーツァルトは、人間の感情を細かく表現するのがとっても上手で、彼の音楽を聴くと、まるでその時代にタイムスリップしたような気分になるんだ。最終幕でのこの許しに満ちた至福の調べ!! 本当に何度観ても感動してしまうよ。
チャイコフスキーの《くるみ割り人形》
《くるみ割り人形》はバレエ音楽で、1892年に初演されたんだけど、これはクリスマスの時期によく演奏されるんだ。この作品は、夢のような幻想的な世界を描いていて、聴いてると心がワクワクするんだよ。チャイコフスキーの音楽は、メロディが美しくて、心にすっと入ってくるんだ。
心の窓を開けっ放しにしておこう!
クラシック音楽はね、勉強しなくてもいいんだ。大事なのは、心の窓を開けっ放しにしておくこと。そうすればね、いつか何かが心に響く瞬間があるんだよ。それがクラシック音楽の魅力の一つなんだ。
例えば、ある日ふと《フィガロの結婚》のアリアを聴いて、その美しさに心が動かされるかもしれないし、《くるみ割り人形》のある曲を聴いて、子どものころのワクワクした気持ちを思い出すかもしれないんだ。
これがね、時空を超えた出会いで、クラシック音楽の醍醐味なんだよ。だから、最初はわからなくても大丈夫。自分には関係ないと決めつけずに、少しずつその魅力を探っていこうよ。
音風もオペラの良さは最初わからなかった
僕ね、最初はオペラの良さが全然わからなかったんだ。オペラって、歌手が物語を歌って、演技するものだけど、最初は「なんでこんなに大袈裟に歌うの?」って思ってたんだ。だけどね、ある日、僕の考えがガラッと変わったんだよ。
オペラの独特な魅力
それはね、ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi, 1813-1901)のオペラ《アイーダ》を聴いたときのこと。このオペラには「凱旋行進曲」という有名な曲があるんだけど、そのとき初めてオペラ歌手の声の力と、音楽のドラマティックさに気づいたんだ。
発声の美しさ
オペラ歌手の声って、すごく特別なんだよ。普通の歌とは違って、声にすごい力があって、感情がそのまま伝わってくるんだ。《アイーダ》の歌手たちの声を聴いて、その声の響き、感情の伝え方に感動したんだ。
深い意味の発見
それまではただの歌だと思ってたけど、実はもっと深いものがあったんだね。オペラの歌には、それぞれのキャラクターの心情が込められていて、歌詞だけじゃなく、声の響きやメロディで物語が語られているんだ。
オペラの良さって、歌だけじゃなくて、音楽と演技、舞台装置が一体となって物語を作り上げることにもあるんだよ。それに気づいてから、オペラにもっと興味を持つようになったんだ。
ある時訪れる「奇跡の出会い」~音楽は感じるもの、知識は後からついてくるよ!~
音楽って、理屈で理解するよりも、感覚で感じるものなんだよ。特に現代音楽では、作曲家たちが伝えようとするメッセージや感情が、直接的なメロディよりも、音の色や形で表現されていることが多いんだ。
現代音楽の例
たとえば、ジョン・ケージ(John Cage, 1912-1992)の《4分33秒》は、ピアニストが何も弾かずに静かに座っているだけの曲なんだ。でも、この「無音」の中で、聴衆は周りの環境の音を聴くようになるんだよ。これは、音楽がどういうものか、っていう考え方を根本から変えるような作品なんだ。
感じることの大切さ
この《4分33秒》みたいに、現代音楽は「何を伝えようとしているのか」を理屈で考えるよりも、感じることが大事なんだ。音の一つ一つに、作曲家の意図や感情が込められているから、心で感じてみると、その曲の持つ意味が見えてくるんだ。
新しい世界の発見
音楽を感覚で腑に落とすと、新しい世界が見えてくるんだよ。例えば、ジョン・アダムズ(John Adams, 1947- )の《Short Ride in a Fast Machine》は、速いリズムとエネルギッシュな音が特徴的な曲。この曲を聴くと、まるでスピード感あふれる冒険に乗り出しているようなワクワクする感覚があるんだ。
音楽の多様性
音楽には、様々な表現方法があって、それぞれの作品には、作曲家の個性や時代背景が反映されているんだ。だから、これを知識で一々がんばって追いかけようとするのではなくて、一つ一つの音楽を心で感じてみることで、その奥深さを発見できるんだよ。感じた後に、知識は自然とついてくるよ!
クラシック音楽って、最初はわからなくても大丈夫。時間をかけて、その奥深さを感じていこうよ。理屈じゃなくて感性で音楽を楽しんでみて。きっと新しい発見があるはずだよ! 今日の僕の話がみんなの参考になれば、うれしいな!
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