コンサートで踊っちゃダメ?クラシック音楽の楽しい真実を大公開!

音楽コラム

 みんな、「クラシック音楽のコンサートでは、どうしてはしゃいだり騒いだりしてはダメなんだろう?」って思ったことないかな。今日はクラシック音楽特有のマナーの背景、新しい動きについてお話しするね。

  1. クラシックコンサートの不思議なルールって?
    • なぜ、静かに聴くの?
    • 演奏の魔法を聴き逃さないために
  2. コンサート、時空を超えたビックイベント!
    • スポーツやライブとはちょっと違うよ
    • コンサートは時空を超えたビックイベントだ!
  3. おとなしいだけじゃない、クラシックの新しい動き!
    • 立って演奏?ダンスもあるの?~南米のクラシックコンサートの魅力~
    • 世界を変える音楽プロジェクト「エルシステマ」の試み
  4. もはやアート? 未来のコンサートへの期待にワクワクが止まらない!
    • プールから聞こえてくる鐘の音?
    • 斬新すぎる現代音楽はもはやアート
  5. コンサートに行く前にチェック!おしゃれとマナーのルール
    • どんな服装がいいの?
    • コンサートホールでのお作法

クラシックコンサートの不思議なルールって?

「静かに黙って2時間も音楽を聴く」って、考えてみればクラシック音楽ならではの不思議な光景だよね。コンサートだと「ルール」ですらある。なんで、こんな「不思議なルール」があるんだろうね。誰が決めたんだろう? 音楽ってもっと自由なものであるはずだよね。

クラシック音楽の演奏は、とても繊細で、小さな音も大切な意味を持っていることが多いんだ。だから、観客が騒いだりすると、その繊細な音が聞こえなくなっちゃうんだ。演奏者も、静かな環境でこそ、最高の演奏を届けられるんだよ。それから、クラシック音楽のコンサートって、良くも悪くもお客さんよりも音楽自体が主役という感じがあるのは否めない。だから、観客は音楽に集中して、その美しさや複雑さを理解しようとするんだね。

でも、素朴な疑問に対して、「クラシック音楽は伝統と格式があるから」とか、「静かに聴くことで、音楽の深い世界にどっぷりと浸ることができる」とか言われても到底納得できないよね。

だから、今日はみんなにクラシック音楽を楽しんでもらうために話したい。「こんな世界もあるんだな、面白そう!」とか「クラシックでも踊ったりしてもいいコンサートもあるんだ!」とか思ってもらえたらうれしいな。それじゃ、行ってみよう!

コンサート、それは時空を超えたビックイベント!

現代の世界は驚くほど多様な音楽とレジャーで溢れているよね。その中でクラシック音楽の持つ特別な意味って何だろうね。たとえば、みんなが知ってるスポーツ観戦や音楽ライブって、楽しい時間を過ごすためのイベントだよね。でもね、クラシック音楽のコンサートって、それだけじゃないんだ。

クラシック音楽と他のレジャーの違いについて、古代の世界の話を使って説明してみるよ。

古代ギリシャに想いをはせてみよう。そこには、大きな円形の劇場があって、人々が集まって、舞台上のお話を見るのが好きだったんだよ。この舞台上で演じられるお話に「ギリシャ悲劇」があったんだ。たとえば、「エディプス王」っていう有名なお話があるんだけど、これは王様が難しい運命に立ち向かう話なんだ。このお話を見る人たちは、そのドラマから、人間の運命や選択について深く考えるんだよ。

想像してみてよ、古代ギリシャの人たちが大きな円形の劇場に集まって、舞台上で起こるお話しに見入っているんだ。でもね、彼らがそこにいたのは、ただお話しを楽しむためだけじゃなかったんだよ。ギリシャ悲劇は、みんなで集まって、一緒に大切なこと、例えば友情や勇気、正しいことをするってどういうことかなど、人生の真理を学んでいたんだ。古代ギリシャ人にとっては、悲劇が上演される円形劇場はそこで真理が実現されて、人々に共有される大切なコミュニティ・スペースだったんだ。

みんなで同じ話を見て、同じ感動を共有することで、友達や家族との絆が強くなったり、町の人たちと心を通わせることができたんだね。それは、映画「ニューシネマパラダイス」で映画館がただの映画を見る場所以上のものであったように、コミュニティの中心地で、人々が集まり、大事な何かを共有する場所だったんだよ。クラシックコンサートもまさにそれなんだ。

それにね、音楽って不思議で、時代が変わっても今の僕たちの耳にも届いているんだ。過去に楽譜として書かれた音が、時代を変えて新たに奏でられて弾き継がれているんだ。ベートーヴェンやモーツァルトが生きていた時代の音楽を、今、生きている僕たちが新しく聴けるなんて、こんな素敵なタイムトラベルはないよね。

コンサートホールに入ると、オーケストラが演奏を始めた瞬間に、時間を超えた旅がスタートするんだ。それぞれの音符が、長い年月を経て、作曲家の心の中から僕たちの心へと直接語りかけてくるんだよ。そうして、ねえ、不思議なことに、みんなで同じ音楽を聴いていると、思想や立場の違いを超えてみんなの心が一つになるんだ。コンサートで音楽を共有するっていうのは、世界中の人々、そして過去の人々とも「常識」の違いを超えて繋がっているって感じることができるんだ。

だから、クラシックコンサートってただの音楽会じゃないんだよ。それはまるで、時代や国境を超えた大きな友だちの輪みたいなもの。僕たちはそこで、古い時代の作曲家が今に伝えたかったメッセージを聴いて、それを心に感じて、大切にしていくんだ。クラシックコンサートって特別なんだ。そこにいるみんなで、同じ音楽を感じて、同じ魔法のような時間を共有しているんだから。

おとなしいだけじゃない、クラシックの新しい動き!

でもね、クラシック音楽界って、ただ伝統を守るだけじゃなくて、新しいことにも挑戦してるんだ。今日はそのこともみんなに伝えたい。

最近のオーケストラは、ただ座って演奏するだけじゃなくて、立ち上がって演奏したり、ダンスを取り入れたりするパフォーマンスをしてるんだ。これってすごく新しい試みなんだよ。音楽だけじゃなく、体全体で表現することで、クラシック音楽がもっと楽しくなるんだ。まずはこの動画見てみて。

とてもクラシックのコンサートとは思えないノリノリの演奏で大騒ぎだよね(笑) ベネズエラのドゥーダメルが指揮する南米のオーケストラのライブだよ。ベネズエラはエルシステマっていうプロジェクトも有名だよね。エルシステマは、音楽を通じて子どもたちの教育や社会貢献を目指してるんだ。南米のクラシック音楽は、本当に情熱的で、その熱気はヨーロッパにも影響を与えてるんだよ。

これって、クラシック音楽が新しい聴衆に届けるためにすごく重要なことなんだ。伝統的な音楽を守りつつ、新しい方法で楽しむことで、もっと多くの人にクラシック音楽の素晴らしさを伝えられるんだよ。

もはやアート? 未来のコンサートにワクワクが止まらない!

だから、クラシック音楽って、昔から変わらない古いものじゃないんだ。時代と共に成長し、進化してるんだよ。今のクラシックコンサートって、もう昔とは全然違うんだ。一言で「クラシックコンサート」と言っても、いろんなスタイルがあるんだよ。特に現代音楽のコンサートはまるでカオスみたいで、新しい感覚を楽しめるんだ。この動画も見てほしいな。これはもう「コンサート」という枠ではまったくないけど、「音楽」でもある。だから、この動画を見れば未来のコンサートってきっと今の僕らが考えてもいないようなすごい可能性を秘めてることがわかると思うんだ。

セレスト・ブルジェ=ムジェノさんはフランスのアーティストで、彼が作った「クリナメン」っていう作品、すごくユニークなんだ。想像してみて! 大きなお皿やボウルが水の中に浮かんでいて、水の流れによってゆらゆらと動くんだよ。そしてね、そのお皿やボウルがぶつかり合うと、カチャカチャ、チリンチリンって音がするんだ。それがまるで音楽のように聞こえるんだよ。

「クリナメン」は、ただ耳で音楽を聴くだけじゃなくて、目で見て楽しむことも大事にしているんだよ。水の動きやお皿がぶつかる音が、自然の中の音のように感じられるんだ。この作品を見ると、音楽ってどうやって生まれるのかな?どう変わっていくのかな?って、わくわく考えることができるんだ。

このようなアートの作品は、クラシック音楽のコンサートとはちょっと違った新しい楽しみ方を教えてくれるんだよ。現代のクラシック音楽にはこういうクロスオーバーな試みが沢山あるんだ。音楽って、いろんな形があって、新しい発見がいっぱいあるんだね!

コンサートに行く前にチェック!おしゃれとマナーのルール

最後に、これからクラシックのコンサートに行こうというみんなのために、「クラシックコンサートのマナーの基本」だけ伝えておくね。これはあくまで基本で、さっきも言ったように色々なコンサートがあるから、趣旨に合っていればなんだってOKさ。むしろ、本当に大切なのは既存のルールに従うことじゃなくて、僕らが新しいルールを創ることだよ。そのために、僕らも伝統にも敬意を払って大切にしようじゃないか!

多くのクラシックコンサートでは、ただ素敵な服を着ているだけじゃなくて、ちゃんとしたマナーも大事なんだ。音がするアクセサリーや服装は、演奏者や他のお客さんの集中を邪魔しちゃうから、NGなんだよ。たとえば、ブレスレットがジャラジャラ鳴るのとか、シャカシャカ音のするパンツとかね。ハイヒールも、カツカツ音がすると気になるから注意が必要だよ。

それから、コンサートホールでは、録音や録画は基本的に禁止されてるんだ。フラッシュやシャッター音も迷惑になるから、スマホやカメラは使わないようにしようね。周りにいる人が使ってたら、優しく注意してあげるのも大切。ただし、アンコールだけはOKとか、主催者や演奏者が許可してくれる場合もあるから、その時は遠慮しなくて大丈夫だよ!

さらに、スマホや携帯電話のバイブ音も問題なんだ。コンサートホールって、音がすごくよく響くから、バイブ音が意外と大きいんだよ。だから、スマホは電源を切っておくのがベスト。バッグの中でガサゴソする音も迷惑になるから気をつけてね。

最後に、香水のこと。オシャレに香水をつけるのはいいけど、強すぎる香りは周りの人に迷惑になるかもしれないから、控えめにするのがマナーだよ。隣の人との距離が近いから、特に気をつけようね。

これで、クラシックコンサートをもっと楽しむ準備はばっちりだね!楽しい時間を過ごせるといいな。

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